いろいろな本を読み、「工法を何にするか?」を勉強しました。
 その時、一番参考になった本は、「囲炉裏小屋 手作り絵日記 14人の遊び仲間の愉快な挑戦」でした。
 細かいところが、絵で解説されているので、山小屋つくりには大変参考になり、また、自分でもできるのではないかという気になりました。
 この山小屋は、昭和61年(1986年)に私の山小屋が平成8年(1996年)で、囲炉裏小屋が出来て11年目になっていましたが、この年ストーブの煙突見学のついでに3回現地を見せてもらいました。
 囲炉裏小屋は、しっかりと建っていました。でも、本には、利用頻度が多いとかいてありましたが、1度も山小屋の人とは、お会いできませんでした。
 そんな本を参考にしながら、在来軸組み工法、2]4工法、ログハウスなど検討し、日本の湿気文化には在来軸組み工法が良いと考え決定しました。
 設計は、囲炉裏小屋を参考にして、設計図らしきものを書いて、○○円で作れる分で面積を決めました。
 ちなみに、土地は、90坪、建物は、10坪(狭い割りに、高かった!!)
 日本の家の建設は、前もって柱を加工しておいて建前の日、1日で屋根まで造くってしまう為、内装工事を行うとき、雨の心配をしなくても良いこと、増築が簡単なこと、などの理由で在来軸組み工法に決めました。それに坪単価が安い、特に私の家は安普請で、建設会社は、手抜きのし放題でした。
 山小屋を造るのに当たって、注意しなければならないのが、土台(基礎)です。
布 基 礎 独立基礎はセメントの柱、H鋼等があります
土台は、布基礎、独立基礎(セメントの柱、H鋼等があります)どちらでも良いと思いますが、高さは、資金が許せば少しでも高くしたほうが良いと思います。
 高鷲では、1m以上の雪が降ります、家を建てると屋根から雪が落ちてきて、それにプラスされますので、低いと床上まで雪が被ってしまうことになります。
 基礎が高ければ、床下は物置になりますし、部屋も作ることが可能です。
 もう少し資金が許せば、少しでも背の高い布基礎をお勧めいたします。
 独立基礎は、冬に、床下が空いていますので、床の断熱をしっかり行わないと、寒いことになります。ただし、夏など空気の流通が良いので、湿気には良いと思います。
 私の家は、布基礎で1m50cmの高さです。
 今では、2m以上でも良かったと思っています。
 経済的には、コンパネの高さ180cmがお得のようです。
バーベキューハウス:2]4工法、独立基礎 軸組み工法
 本体山小屋を造った後、バーベキューハウスは、2]4工法で造り、基礎は独立基礎、道路までの雪避け廊下は、軸組み工法で作りました。
 平成8年から6年間ほとんど金曜日の夜から出かけて、土、日曜日作業して(作業は遊びですから、山小屋に遊んでもらって)帰るのパターンができました。
 1年約48週の40週でほとんど週3日行っていますので年間120日となりましてそれの6年間で720日ずいぶん山小屋に遊んでもらったものです。
 今年は、夢創山荘の看板掛けを行い1つの区切りといたしました。
 それで、今度は、ホームページにアップして山小屋と半々くらい遊ぼうと思います。